例年、年末年始は冬眠のように冬篭りをして、走り始めるのは4月の残雪アタックからになります。
今期の冬は今までに無く雪が少ない冬でありました、先日行った只見雪祭のスタッフも前例が無い位、雪が少ない雪祭だと言っており。
そんな冬の残雪は如何なものかと、例年なら4月に残雪アタックなのですが、今期は前倒しで3月6日の残雪アタック、例年ならこの時期、峠を抜ける所か?入り口までも行けない位の積雪がある次期、残雪アタックに出かけました。

朝、3月上旬にしては驚く程に暖かく、山に入ると霧がかかり、夏のキャンプの朝の様な異様な雰囲気の中、アタックを開始しました。

湿った雪は重くラッセルは厳しいので、圧雪をしながら進みます、雪の積もり方が斜めのキャンパーや登りのヒルクライム等、いつもながら残雪アタックはオフロードステージのワンダーランド状態であります。

崖に向かって下りのキャンパーは手強く、アクセルを踏めば踏むほど下りの崖に向かって滑ります。
その後、ウインチ装着車はウインチにてクリアー、ウインチが付いているだけで性能が二割程度の不調なウインチを装着している車両も、何年でしょう!5〜6年振りに出動!!動く事にビックリしながら、その二割ほどのウインチの性能を発揮(笑い)してステージクリアー、ここで別格の走破性を見せたのは久し振りに参加したNISSAN SAFARI Y60、ディーゼルとしなやかな足回りの性能をいかして、前車が取れないラインを別格の走破性でグイグイ走り、他の車両なら行けない鬼の様なキャンパーも、危なげなくクリアー、素晴らしいと改めて実感させられた走破性でした。

一通りアタックした後、スノーアタック恒例の昼食&雑談タイム、昨年秋以来の再開や数年振りの再開で募る話も多く、まったりとした楽しい昼食雑談タイムを堪能しました。

昼食後、再度アタックしようか!!と問い掛けると!!危ないからもう帰りましょうとの返事、登山家の言葉に「登る勇気より引き返す勇気」とありますが、アタックする勇気より、引き返す勇気は何倍も必要だと思われます、素晴らしい判断で有ります(笑い)。
そんなこんなで、まだ早い時間でしたが、下山、来た道を引き返しました。

いつもの事ながら、セクション満載で楽しいスノーアタックでした。

PINEAPPLE RANGER代表














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