ご存知のように3月11日におきた東日本大震災により、パイナップルレンジャーの活動拠点である福島県を含め、東北から関東にかけて大きな被害がでました。

福島県、特に海に面した浜通り地区は、地震・津波そして原発事故と壊滅的な被害を受けました。この地区にはパイナップルレンジャーに在籍するメンバーも多く住んでおり憂慮しましたが、数日かけて全員無事の確認が取れました。

一方、本部のある郡山市は内陸部に位置しているため津波の被害こそ無かったものの、建物の損壊・ライフラインの寸断などこちらも甚大な被害を受けました。

そんな中、菅野会長から「避難生活を強いられているメンバー達を元気づけてあげたい。営業している店を探してくるから、みんなで飯でも食いに行こう」と連絡がありました。
会長自身、普段の生活もままならない状況のはずなのに「さすが、うちの大将は強い」

当日は、深刻なガソリン不足のため燃料に余裕のあるメンバーが一人一人の自宅や避難所を回ってメンバーを集めました。会場は、やまさんの「ラーメンが食べたい」というリクエストにより郡山にある中華レストラン「竜宮城」。店舗の損傷や極端な物資不足のため閉店している店が多い中、メニュー限定とはいえおいしい料理を出してくれてありがたかったです。

しかし、パイナップルレンジャーのメンバーは明るい。
話を聞いていると各々大変な状況にあるはずなのに「本当に被災している人たちなの?」というくらい笑いの絶えない食事会でした。震災以降、不安で落ち込んだ気分を吹き飛ばしてくれました。

「大丈夫、耐えられる。仲間達がいる。きっと乗り越えられる。パイナップルレンジャーがここにいる」
この日は、自分にそう言い聞かせて帰路に就きました。

PARM












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